もすかう について

もすかう



ご存知の方も多いと思うんですが、これまじ面白い。



Flashについて最近、とあるサイトで導入するのはどうだろうと考えていたりしていて、
色んなサイト等をみてまわったんですが、自分でつくるとなると、HTML、CMSでサイトを構築するのと
違って、かなりキビシーという感覚なんですね。



そもそもFlash自体をサイトにおくと、やっぱり人間、動くものに目がいきますから、
Flashのイメージがサイトのイメージになりやすいです。



想像してもらえばわかりますが、
好きなサイトを頭に重い浮かべた場合、『文章』よりも『画像、動画』が浮かびますよね。
例えば、Yahoo!を想像したときには、赤いYahoo!の文字をイメージすると思います。



ということは、サイトの種類にもよりますが、
企業のサイトの画像、Flashは企業ブランドカラーと一致しており、かつ、企業がかもし出したい
ブランドイメージを想像させるような画像、Flashを掲載します。



私も企業のWebサイトの構成について提案するプロジェクトについていたことがあるのですが、
その企業はGlobalに展開している企業ということもあり、サイトに使用する画像にも、
多種多様の人種をバランスよく入れ、全世界に発信しているというイメージを暗に入れているんですね。
そういう視点で、Global企業サイトを見てみると、男女比、人種比がバランスよく配置されていることにお気づきになるはずです。



やはり、サイトにおける動画は企業(サイト)の”顔”なのです。



また、サイト自体、画像、動画、音声、文字によってのみで、読み手に情報を伝達するしかないわけで、
ほぼ視覚と聴覚によって、支配されてしまうことを考えると、
文字よりも圧倒的に読み手に訴える力がある動画(Flash)のイメージの重要性についてご理解頂けると思います。



では、極端な言い方をすると、
『CoolなFlashを載せとけばいいじゃん。』という考えになるかというと、デザイン系のサイトなどの特殊な
場合を除いては、答えは No でしょうね。



もちろんサイトの種類によるところが大きいですが、
大半のサイトはコンテンツを読ませて、商品の販促につなげたりしたいわけです。



ですから、作り手の意図としてはコンテンツ(サイトの作り手として一番見てほしいところ)に
読み手の目を移動させる必要があるわけです。



Flashに求めるものはというと、サイトのブランドイメージの向上が一番ですが、
一方で、それの存在感が際立ってしまうと、本来の目的の半分しか読み手に与えることができなくなってしますので、そのあたりのバランスが重要です。



一般的な回答としては、

・サイトの上部にあまり大きすぎないサイズ(700px X 300px程度)

・商品などのブランドイメージの浸透のみを目的とするならば、上記より大きくてもいいでしょう。

・サイトもしくは企業と同様なイメージカラー

・企業向け、安全性を求めるサイトであれば、写真などを使用し、リアルなイメージを出す。

 それ以外であれば、フレンドリーさを出すためにアニメを使用するのもいいでしょう。

Flashをサイトナビゲーションに織り交ぜ、サイトの他コンテンツへの導線とする。

になるのではないでしょうか。



・・・・・・・・・・・・と一般論をここまで述べたわけですが、
じゃあ、自分でやるとなると、これはまた話は別なわけです。



やっぱ職人に頼むしかないかな、と思ったところに、もすかう  を見たわけで、
趣味でこういうのを作成して、公開しているんですね。



確かに、自分の感性に従って面白さにのみフォーカスして作成する能力と、
ある要求に基づいて作成する能力という違いはあれども、
人を感心させる能力がそこにはあるわけです。



『俺にもつくってほしーーー』



そんなことを3秒考えて、サイト構成などもろもろ練ってる最中です。



まだおわんねぇーー